我が家は2023年夏(7月半ば~8月末までの7週間)、2人の子連れでニュージーランドに滞在することにしました。
上の娘は6歳(日本では小学校1年生)、下の息子は2歳(日本では保育園)でそれぞれ現地の小学校、保育園に通い、私も夫も海外からリモート勤務(一部有休取得)する形態です。
そのきっかけなどを簡単にまとめています。
海外短期滞在のきっかけ:
今回が4人家族最初の海外短期滞在となりました。そのきっかけは下記のような点です。
- 夫も私もコロナ中にリモートでも仕事ができることがわかったこと
- キャラメルはいらないさんという方のブログ(既に閉鎖)で日本でインター小学校に通う息子さんとオーストラリアに行き、息子さんは現地小学校(オーストラリアは冬学期)に通ったという記事を読み、とても面白そうだなと思ったこと
- 娘の小学校(インター)が休みの1カ月半の予定を考えなければならず、この際思い切って、この期間家族で日本を離れて生活してみようと思ったこと
- 日本の夏は暑すぎて外で思いっきり遊ぶことが難しいこと
- 子供の成長は早く、家族で思い出に残る時間を過ごしたいと思ったこと
なぜニュージーランド?(他の滞在先の検討)
海外短期滞在といえば、オーストラリア、アメリカ、アジア(フィリピンなど)の親子留学も考えられるところ、ニュージーランドに決めたのは下記のような理由からです。
- オーストラリア:まずはオーストラリアを検討し、エージェントにも連絡してみましたが、下記のような理由で断念(エージェント選びに失敗した説もあります。)
- 「現地小学校は低学年でも既にお友達間でグループができているため、短期間でなじむのが難しい」と言われたこと
- 「語学学校であれば遊びメインのため楽しめると思うが、7月~8月末は日本だけでなく中国や韓国からも留学生が押し寄せることから、それぞれの国の友達と固まってしまい、英語を使う経験という意味では現地小学校に劣る」と言われたこと
- 車を利用する予定がない我が家からすると生活しやすい地域を見つけるのが難しかったこと
- ハワイ:現地のスクールは夏休み中であり、サマースクールはかなり高額なので断念(1週間でニュージーランド留学の6週間分と同じぐらいの価格でした。)
- フィリピン(セブ島):日本から近く、価格も安く、マンツーマン等の指導もあり、英語教育に定評のあるセブ島ですが、私自身、前職の新人研修(全員強制参加)で行った事があり、その時に体調不良者が出たり(場所によると思いますが)若干治安に不安もあったことから、今回は子連れということもあり、一旦断念。
ニュージーランドに決めた理由
その後、「どうしたものか」と思っていたところ、家族で週末によく行く清澄白河のIki Esperssoというカフェがニュージーランドのカフェ文化に影響を受けているということを知り、ニュージーランドに興味を持ちました。
ネットで見つけたエージェントに連絡したところ、すぐにZoomで連絡をくれ、下記のような話を聞いたことから、滞在先をニュージーランドに決めました。
- 7月半ばから8月の日本の小学校の夏休み期間に現地の公立の小学校に通えること
- 日本の1年生だとニュージーランドでは小学校2年生に入ることになるが、ニュージーランドの人たちは親日家で割とすぐに打ち解けることができる(らしい)ということ
- 車がなくても生活ができる場所を紹介してくれること
- 治安がとても良いこと
- 学費やエージェントのサービス費がオーストラリアで問い合わせをしたときの半額以下だったこと
- 時差が3時間であり、リモートワークも無理なくできそうだということ
- 私も夫もNZに行ったことはないが、これまでに会ったNZに留学していた友人や同僚たちがみんな穏やかでいい人たちであること
結果として、人も優しいし、ご飯も美味しいし(Iki Esperessoのようなカフェがたくさん!)、子供たちも楽しんでいるし、ニュージーランドを選んで大正解だと思っています。
一定程度の留学生はいますが(ほとんどが中国から)日本人留学生は我々の他、同じエージェント経由の一家族だけであり、環境はいいのに、かなり「穴場」だったと思います。