2023年6月に有休をとって子供2人と4泊5日のシンガポール旅行に行ってきました。飛行機はLCC(JALの子会社)のZIPAIR。 この記事では、事前に調べた内容を自身の体験も踏まえてまとめています。
ZIPAIRとは?
ZIPAIRは日本の格安航空会社(LCC)の一つであり、日本航空(JAL)の完全子会社です。
ZIPLINEの理念:ZIPLINE公式noteより
私たちは新しい付加価値を提供する「NEW BASIC AIRLINE」を目指しています。そこには単にコストコントロールだけでなく、日本のエアラインならではの美意識を持ちつつ、フライトの体感時間を短くする新しいエアラインを創っていきたいという想いを込めています。
過去に別のLCCに乗った時に、席が狭くて短時間でも疲労感が半端なく、手荷物で高い料金を取られたり、飲み物を飲むだけでもお金を取られたので「2度とLCCには乗らない!」と決めていましたが、ZIPAIRはそういった「LCCのデメリット」を可能な限り解消してくれている進化したLCCでした。
チケットはどこで買うの?
ZIPAIRのチケットはZIPAIRのWebサイト又はコンタクトセンターで購入できます。
コンタクトセンターでチケットを購入する場合事務手数料がかかるようなので、Webサイトからの購入がおすすめです。
チケット・手荷物の値段
チケットの値段:破格!
2022年の秋頃に、ZIPAIRをロサンゼルス行で使ったことがあり、その時は子供片道1万円でした。LCC=とんでもなく疲れる体験を良そうしていたものの、思った以上に「普通のエコノミー」だったので、今回もZIPAIRを選択。
今回のシンガポール旅行では、大人一人と子供二人で往復13万円ほどでした(機内食や手荷物等が含まれるValue Packの値段込み)。
同じ時期にシンガポール航空のチケットを調べると、大人一人で30万円ほどだったので、かなりお得だと思います。
手荷物・受託手荷物
手荷物(機内に持ち込む手荷物)
機内に持ち込める手荷物は、規定サイズ(1個目:40×25×55㎝、2個目:35×25×45㎝)を満たす合計2個までで、重さは7㎏までが無料。
受託手荷物(カウンターで預ける荷物)
チケット購入の際に、下記が含まれるValue Pack(私が申し込んだときは大人一人で5,600円でした)を一緒に申し込んでおくと便利かつお得です。
- 事前座席指定
- 受託手荷物 1個 23kgまで
- 機内食(Standard)
座席オプション
フルフラット
ZIPAIRにはシートがフラットになる「フルフラット」という座席も用意されています。値段も一般的な航空会社のビジネスクラスやファーストクラスに比べると断然お得・・・ですが、残念ながら小さな子供がいる家庭は利用できません。
スタンダード
我が家はスタンダードの席を利用しましたが、座席はリクライニングもできますし(力を入れないと倒れなかったけど)JALやANAのエコノミークラスと比べても特段窮屈には感じませんでした。
座席も空いていて、3席ぐらい使って「勝手にフルフラット」にしている人たちも散見されました。
ZIPAIRのサイトで座席情報の詳細を確認できます。
フライトの時間・無料Wi-Fi
フライトの時間
フライトの時間は:
東京(成田)→ シンガポール: 17:00~23:20
シンガポール→ 東京(成田): 00:50~0:900
と、出発日は午前中ギリギリまで日本で仕事をしながら、シンガポールに着いた次の朝から遊ぶことができ、帰国日も遊び疲れるまで遊び、帰ってきた日も仕事を休まなくていいという、貧乏性にはぴったりのスケジュール
ですが、実際に体験したところ、とんでもなく疲れて白髪と小じわが一気に増えました・・・。
スクリーン・無料Wi-Fi
個別のスクリーンはありませんが、フライト時間が完全に就寝時間とかぶりますし、念のためNetflixやPrime Videoからタブレットにお気に入りのアニメをいくつかダウンロードしておけばよいので特に不自由に感じませんでした。
Wi-Fiもさほどスピードは速くありませんが使うことができます。(仕事するにはやや遅い。)全席無料です。
ZIPAIR機内食・持ち込み
機内食
ZIPAIRの機内食はこちらで確認できますが、結構美味しいです。私のおススメはベジタブルペンネで子供たちも気に入っていました。
食べ物の持ち込み
以前は持ち込みが禁止されていたようですが、2022年4月から食事と飲み物(アルコール除く)の持ち込みが可能になりました。
特に小さい子供がいると、ご機嫌取りのお菓子や飲み物等、持ち込めると便利です!
ZIPAIRのターミナル・チェックインの留意点
空港・ターミナルは【成田空港 第1ターミナル 北ウイング】です。【成田空港のページ】
カウンターでのチェックインは出発1時間前に必ず終わらせる必要があります。厳しいです。待ってくれません。
2022年のロサンゼルス行の時に、タクシーの運転手が「成田空港」ではなく間違えて「羽田空港」に向かってしまい、慌てて成田空港に向かいましたが、空港に着いたのが出発45分前で、搭乗できませんでした。当然、チケットの払い戻しもなしです。(他の家族は先に空港に行ってチェックインを済ませていました。)
その他、搭乗までの具体的な流れはZIPAIRのサイトでも確認できます。
他にどんな国にいける?
ZIPAIRだとかなり旅費も抑えられるので、私はZIP Airで他の国も行ってみたいなぁと思っています。
ZIP AIRの到着地(2023年8月現在)
・ソウル
・マニラ
・バンコク
・シンガポール
・ホノルル
・サンフランシスコ
・サンノゼ
・ロサンゼルス
ZIPAIR:お値段以上でおススメ!
この記事を読んだ夫からは
ZIPAIRのまわしもんみたいになってるやん
と言われましたが、全くZIPAIRとの関係で広告費などは発生していません。
「子連れ海外旅行をしたいけど、飛行機代が高いしな・・・」「とはいえ、LCCは『安かろう・悪かろう』だし、辞めておこう」とかつての私のようにLCCを嫌煙している方には、是非一度勇気をもってZIPAIRを試して頂き、子どもとの貴重な経験のために「高い飛行機代」という一つのハードルを乗り越えて頂ければと思います。