週末に子供と気軽に楽しめるファームステイを求めて
「ファームステイ」とは?
一般的に、ファームステイとは、農場主の自宅にホームステイしながら、農場で家畜の世話や農作物の収穫作業などを手伝うプログラムをいうようです。
我が家には5分おきに「抱っこ!」という2歳の子供と、農場作業偏差値が極めて低そうな夫の二人がいるため、ガチで「作業」をするファームステイは無理だと考えました。
そこで、より気軽に「かわいい動物と触れ合いたいときに触れ合うだけ」のファームステイを探したところ、Airbnb経由でオークランド郊外で週末だけファームステイができるちょうどいい場所が見つかりました。
どんな場所?
オークランド市内から20分で田舎!
場所はオークランド市内で中心街から20分程離れたところですが、もはや山奥でした。金曜日、子供たちの学校や、私の仕事がひと段落した時間に出発したことから、着いたのが夜の8時頃で周りは何にも見えないほど真っ暗・・・。
また、土地が広大で、事前にホストから「鍵が入っている」と指定されていた場所がどこかわからず、子供を二人連れて焦りながらウロウロしましたが、最終的にはホストが出てきてくれて、無事に家に入れました。
とってもセンスのいいお家
ホストのお家の「離れ」(入口も別で完全に独立しています)に当たる部分をAirbnbで貸し出しているとのこと。暖かみがあり、子供フレンドリーで、とても居心地のよいお家でした。
こちらが主寝室(私と子供二人用)
こちらが子供部屋(夫用)。着いたのが遅くて真っ暗ですが、窓からの景色は絶景です。
我が家には乳児はおりませんが、ベビーベッドやベビーバス等も用意されていて、小さなお子様連れのご家族にもおすすめです!
ここへの滞在に興味がある方は、Airbnb(https://www.airbnb.jp/)で、”Farmstay”, “Auckland”で検索してみてください!Anetteさんという方がホストのお家です。
滞在費用は?
費用は大人2名、子供2名、2泊3日で4万3000円でした。
食事は自分達で準備する必要があり(キッチンがあるので調理可能)、食費は含まれていません。ファームは自由に入ることができ、家畜のエサも無料でもらえます。
いざファームを体験!
朝のお散歩
朝起きてベランダから見える景色がこちら。すでにアルパカも羊も起きてむしゃむしゃと草を食べています。
丘を登っていくと馬がいたり、見たこともない綺麗な鳥がさえずりながら飛んでいたり。静かで平和でゆっくりと時間が流れていき、ほんとうに「小さな天国」のようです。
レモンやライム収穫
敷地内にレモンやライムの木があり「ご自由にどうぞ」との看板が。子供たちといくつか収穫し、次の日にレモネードを作りました。
動物とのふれあい
あらかじめアルパカ用のエサと羊用のエサが用意されており、その他、ホストが子供たち用に、ウサギのエサも持ってきてくれました。
羊は私たちが寄って行った途端、見たこともない速さで突進してきました。手に出したエサをペロペロと食べられるのはなかなか独特な感触。
日本ではあまり見ない大きな羊なので(ニュージーランドでも珍しい「Valais Blacknose Sheep」という種類の羊らしいです。)子供たちも最初は恐る恐るでしたが、少しずつ慣れてきて、最終的には柵の中に入り、背中や頭を優しくなでてあげていました。(夫は最後までビビっていました。)
アルパカはなかなかのツンデレで最初はなかなか近寄ってきませんでしたが、次の日に再度トライしたところ(一見さんはお断りポリシーなのか)かなり勢いよく近づいてきてエサを食べてくれました。
敷地内にはグローワームが夜に光る滝も
ファームの周りは小さな森になっていて、小さなかわいい滝があります。夜になるとグローワームが青く光り、とても綺麗なんだとか。ただ、夜はあまりにも真っ暗なので、我が家はおとなしくベッドに入って爆睡しました。
お気軽ファームステイは子供にも大人にもおススメ!
2泊3日の週末ファームステイでしたが、動物とのふれあいができて子供も大喜びなだけでなく、緑囲まれた場所でゆったりと過ごす時間は大人にとっても「デトックス」効果ありです。
もしオークランドにいらっしゃることがあれば是非お試しください!