親子留学

【ニュージーランド親子留学】ニュージーランドの小学校ってどんなとこ?ファシリティ編

ニュージーランドの小学校ってどんなとこ?

長女はニュージーランドのオークランドにある公立小学校に現在通学中。(2023年8月現在)

同じニュージーランドでも場所や小学校によって異なると思いますが、日本の小学校とかかなり違うので、どんなところか簡単にご紹介します

なお、授業の内容については下記の記事もご参照ください。

お友達とのやり取りなどの学校生活についてはまた別途記事を作成予定です。

制度・学年・生徒数

小学校への入学は5歳のお誕生日を迎えてから

日本と違い、ニュージーランドでは、「●年●月~●年●月生まれの子が●年生」と決めた上で、一斉に同時期に入学するのではなく、5歳のお誕生日を迎えた子供から順次小学校に入学していくという制度のようです。

ニュージーランドでは、新学期は2月に始まり、12月に終わる(その後新学期まで「夏休み」)ようですが、5歳の誕生日さえ迎えていれば、その後どの期間に入学してもよいことになります(6歳からは義務教育)。弟が現在通っている保育園でも、「今月の卒業生」といった形で、毎月簡単な卒業セレモニーを行っているようです。

なお、子供がいつから入学し、その後、何年生に入るかというのは、お誕生日だけでなく、個人の能力・意向やそれに基づく先生と親の協議によって決めることになるようです。

現在、長女は日本では小学校1年生(6歳)ですが、ニュージーランドでは多くの6歳の子はGrade 2(2年生)として勉強していることから、長女は2年生のクラスに配属されました

生徒数

長女の通っている小学校の内訳は下記のとおり。

生徒数   約650人
人種割合ヨーロッパ系8割、アジア系1割、その他1割
これは地域によって全く異なるようです。長女の小学校にはマオリ系の人たちが少ないですが、ニュージーランド全体では7.4%ほどいるようです。
留学生数約20人
時期によって異なりますが、夏休み期間中はアジアからの留学生が多くなるようです。
日本人留学生は長女の他は同じエージェント経由で親子留学をしている2名の合計3名で、あとの留学生はほぼ全員、中国からの留学生のようでした。
日本人数7名?(留学生3名、移住者ご子息4名)
私が把握している限りの情報です。

校舎・教室

自然いっぱい・のびのびとした環境

一部の校舎は2階建てですが、ほとんどが平屋の校舎で、芝生の広いグラウンドや丘に囲まれています。子供たちが大好きな遊具もいっぱい。

少し見えにくいかもしれませんが、カモの親子もの~んびりと生活していています。教室内にも平気で入ってくるようで、ドアに生徒が書いた思われる「No Ducks!」との張り紙も。

休み時間はみんな外に出て体を動かして遊んでいるようです。バスケットボールコートやプールもあり(海が近いので夏は海に泳ぎに行くことも多いようです)、学校の生徒全員で集会を行うホールもあります。

屋外ステージ等もあり、子供たちが伸び伸びと、思い思いに学び・遊べる環境です。

日本の「教室」と全然違う!

日本の小学校の教室といえば、黒板があって、ずらー――っと机と椅子が並んでいる姿を想像すると思いますが、ニュージーランドは(少なくとも長女の学校の2年生の教室では)一人一人の机や椅子はなく、床にはカラフルな●!

カカ

え?これは何?

と長女に聞いたところ

ちょうじょ

この丸の上にみんなで座って先生のお話を聞くんだよ。

と教えてくれました。

一部、教室内で読んだり書いたりするための長机等が用意されているエリアもありますが、机や椅子がないことで、広々と自由に教室内を使うことができ、それが生徒達自由な思考につながっているように思いました

先生・コミュニケーション方法

大らかな先生たち

長女の通っている小学校の先生方しか知りませんが、圧倒的に女性の先生が多く、皆さん大らかで、明るくて、とても優しい先生方です。

日本の小学校では考えられませんが、ドレッドヘアーの先生(長女の担任)だったり、タトゥーに鼻ピアスをつけている先生がいたり等、先生自身も「型にはまった」感じが全くなく、自由です。

先生たちとのコミュニケーション

Open Door Policy

毎朝8時半に校門が空き、8時50分から授業が始まりますが、この8時半から8時50分の間、そして、午後のお迎えの時間の3時から3時半までは、保護者も自由に教室に入ることができます

この時間に教室に行き、日々の子供たちの作品を見たり、先生とコミニケーションを取ることができます。また別途記事を書きますが、長女が慣れるまでの最初の1週間ほどは、なるべく毎日この時間に担任の先生とコミニケーションを取り、長女の様子を確認するようにしていました。

担任の先生だけでなく、他の先生方、留学生をアシストして下さる教頭先生、校長先生も含め、皆さんとってもフレンドリーで、留学生が学校で素晴らしい経験ができるように親身になって考えて、対応してくださいました

アプリ経由で写真や授業内容も共有

長女が通っている小学校はSeasowというアプリを使い、アプリ上で連絡事項や授業内容、授業の様子が分かる写真・動画などを日々送ってくれました。

https://web.seesaw.me/platforms

アプリ上で先生にメッセージすることも可能です。

ニュージーランドの小学校では、先生はとても身近で頼れる存在だと感じました。

どうやって通うの?

スクールバスがある小学校もあるようですが、長女の通っているスクールは特になく、ほとんどの生徒は車で送迎してもらっていました。

我が家は車がないので、バスで毎日送り迎えをしていましたが、雨の時が大変でした!

またオークランドの気候や注意事項等については別途記事でまとめる予定です。