オークランド博物館にティラノサウルスの化石を見に
息子が初めて発した(唯一知っている)英語の単語は
ダイナソー
で(Peppa PigのGeorgeと同じぐらい)恐竜が大好きです。
オークランド博物館では現在、ティラノサウルスのメス・オスの化石二体が展示されていると聞いたことから、週末にお友達家族と出かけることに。
実際に行ってみると、ティラノサウルスだけでなく、ニュージーランドの歴史、自然、文化について学べ、子供たちと一日中楽しめるとてもよい博物館でした。
どこにあるの?いくらかかる?
オークランド博物館の正式名は、Auckland War Museum/オークランド戦争記念博物館で、オークランドの中心地エリアにあります。(Parnell, Auckland 1010)
公式ホームページ: https://www.aucklandmuseum.com/
海外から来ている人たちには、入館料大人$28, 子供$14が必要です(結構高い!)
一緒に行ったオークランド市民のご家族は無料で、お子さん(ちょうじょと同じ6歳)が小さい時からお休みの日によく来ていると言っていました。
どんな展示があるの?
一階:ティラノサウルスの展示 並ばずに見放題!
一階には入口があり、マオリ文化についての展示が充実しています。ホールにはティラノサウルス2体が展示されていて、周りにカフェや休憩所もあります。
一階のホールにはドーン!!!とティラノサウルス2体の化石が展示されています。
メスとオス2体の展示は世界でここだけらしいですが、追加料金なく見られるだけでなく、列に一切並ばずに見られるどころか、ほぼ誰も見ていない状況でした。
バーバラ(メスの名前)とピーター(オスの名前)から「いやぁ、さすがにもうちょっと誰かに見てほしいんだけど・・・」という声が聞こえてきそうです。
夏休み中・週末の東京の国立科学博物館だったら要予約(そして当日に行先を決める我が家は予約取るのも難しい)だろうな。。。
夫は恐竜の化石があまりにも無防備に(周りの人が特に関心を示さず)展示されているので
これは本物ではなくレプリカでしょ
と言っておりましたが、本物です!(博物館の説明によれば。)さらに、バーバラ(メスのT-REX)に関しては、世界でこれまで3体しか発掘されていない、妊娠中のT-REXらしいです。
ダイナソー好きなおとうと君は、迫力にビビりすぎて私の後ろにずっと隠れながら、小声で「あーんぱーんち」と言っていました(やっつけているつもり)。
二階:さらなる恐竜・火山について学ぶ
さらなる恐竜や翼竜の化石が全くもったいぶらずに何体も展示されています。
二階で興味深かったのが「火山」について学ぶエリアです。ニュージーランドでは火山活動による事故も時々生じており、「火山」とは何か、「火山の噴火」が起きた時はどうするのか、というのを博物館だけでなく学校でも教えているようです。
その他、二階には子どもたちが塗り絵をしたり、色々な動物の迫力満点なはく製を見られるスペースもあり、子どもたちはとても楽しんでいました。
三階:戦争に関する展示やマオリショー
戦争に関する展示
ニュージーランドは第一次世界大戦(オーストラリアとの連合軍として)や第二次世界大戦(連合軍として)にも参加しており、その時の資料等が戦争で亡くなった方への追悼・平和への願いも込めて展示されていました。
マオリ文化ショー
マオリの歌や踊り、戦い方等を披露してくれる30分のショー。ライブで見るハカは迫力満点。
ジェイソン・モモアみたい!!!
と思いながら、大人も存分に楽しめました!
子連れ週末のお出かけにピッタリ
子供たちは博物館から出た後、日が暮れるまで、博物館の目の前にある大きな木の下で、葉っぱや木の枝をつかっておままごとや工作をしたり、追いかけっこをして遊んでいました。
ニュージーランドって平和な時間がゆっくりと流れていていいなぁ。
お友達家族によれば、この日はいつもの週末以上に混んでいたようですが(それでも日本の平日レベルかそれ以下です)子供だけでなく大人も勉強になる展示が多く、もし機会があれば是非行ってみてください!